あなたは、診断をどう受けとめましたか?
軽い疾病だったら
「あぁ、そうですか。 それで? 治療法は?」
というように落ち着いていられるかもしれません。
しかし、大きな病気になるほど、ショックは大きいものです。
そのショックのなかで、最初にどんな感情がわいてきたか、
覚えていますか?
「嘘だ!誤診じゃないのか?」
「え?どうして私が?病気なんてあり得ない」
と認めたくない気持ちが出てくる人は多いでしょう。
そして、大きな不安感に襲われると思います。
病状はどこまで進んでいるんだろうか?
仕事はどうしよう・・・
学校はどうしよう・・・
家族はどうしよう・・・
育児はどうしよう・・・
これから私はどうなっていくんだろう・・・
不安は暗雲のように広がって
何も、手につかなくなってしまったり・・・
不安がイライラに変化してしまったり・・・
イライラが高じて身近な人に当たってしまったり・・・
当然ですよね。。。
でも、問題は 「自分の病気をどうするか?」 なんですね。
不安や恐怖、落ち着かない感情は 無視せずに、発散させたり しっかりと受けとめたうえで
「問題」 に向き合うことは とても勇気の要ることです。
「問題」に向き合うまでに、時間を要することもあります。
ほんとうに とても大変なことなんですが、気持ちを 「問題」 に向けることを忘れないでください。
そして
「私になぜ、この問題がきたのか?」という方向に 心のベクトルを向けてみてください。
ここからすでに 「治癒」 がはじまっています。