ご自分で起業される女性起業家さんからのご相談で多いのが
起業するにあたってご自身の屋号(サロンや店舗、ブランド名など)がこれでいいのかということ。
ビジネス上で使う「ビジネスネーム」についても後から変えにくいために、最後の決定前に「これでいいのか?」と迷ってしまう方も多いですね。
また、既に起業された方も含めて、自分にそのビジネスの方向に適性があるかということでもご相談をいただいています。
屋号やビジネスネームを決定するにあたっては、
できたら「運気が上がる名前がいいなぁ。」ということで
「姓名判断」を利用される方は多いですが、
私は別の観点から『声紋分析』のご利用をおすすめしています。
『声紋分析』とは
「声紋分析心理学」は、声から個性を理解する方法として物理学者で心理学者である柊木匠先生により構築されました。
声紋分析心理学では、その方の「声」を分析器にかけることで
心の3階層(顕在意識・前意識・潜在意識)を読み取り、
その方の「心の階層を視覚化」することができる世界初のツールです。
そして、分析の結果により、
・どこの感覚が優位か?(触覚・嗅覚・味覚・聴覚・視覚など)
・どこに意識があるか?(無意識・習慣・意識)
・視点・行動基準がどこにあるか?(自分・相手・社会)
などの観点から
自分自身ではなかなか気づけない「ご自身の個性」や「特性」を知ることができます。
『声紋分析』が屋号/ビジネスネームを決めるのに役に立つ3つの理由
1.自分の個性を知ることができる
2.自分自身に納得感があるかが分かる
3.自分の個性が引き出される方向であるかを知ることができる
姓名判断や画数、語感などで、ビジネスの成功率が変わるのかどうかは分かりませんが、少なくとも、起業されるご自身が『進む方向に迷いがないこと』はビジネスの成功率を高めることにつながることは間違いがないでしょう。
『声紋分析』が屋号/ビジネスネームをご相談いただいたNさんの事例
起業される予定でいらっしゃるNさんは、次のことを解決されたくて『声紋分析』をご利用くださいました。
1:「自分を愛する、心に従う」と言葉で理解できても体にも魂にも染みこむ感じがしません。自分では抑圧が強そうな気がします。自分の声で自分を知りたいです。」
2:「いままで勤務していた会社を退職して、これから独立して女性が美しくなるための仕事をしたいので、今、考えている「屋号」についてこれでいいか確認したい」
とのことでした。
起業予定のNさんからご相談いただいて『声紋分析』した時の結果がこちらの通りです。
左が、ご自身の名前(Nさまと表記しました)を発した時の声紋分析の結果です。
右が、ご自身で決めていらした屋号(AAAと表記しました)を発した時の声紋分析の結果
自分の名前を発した時にわかる「自分自身の特性」についての『声紋分析』結果
左側のご自身の名前を発した時の声紋分析からわかることと下記のような内容をお伝えしました。
『どの感覚が優位か』
ブルー、ネイビーが出ているのは「視覚タイプ」でいらっしゃることが分かります。
事務的な仕事も向いているあらわれで、それについてお伝えすると、
今まで経理の仕事をされていたとのことで納得されていました。
『行動基準』
N様の場合、ご自身のモチベーションの源泉となる価値基準=『行動基準』は「相手軸」で、「顔の見える相手」がいることで仕事でもモチベーションアップがするタイプでいらっしゃるのが分かります。
『持っている特性』
潜在意識ではライム・エメラルド・ターコイズが出てコミュニケーション能力、共感能力が高くていらっしゃるのが分かります。
特に1対1の対面仕事に向いているタイプでいらっしゃいます。
お仕事のスタイルとしては、1対多に向けてされる関わり方より、1対1の形でサービスでも商品を提供される形につなげていくとお客様の満足度が上がる、良い形になると思われます。
『活かせていない特性や抑圧されているものがないか』
また、ご自分では気にされていたような「意識の過度な抑圧」は見られず、全体的に三層にほぼ、同じ色が出ているのは、潜在的に持っていらっしゃるご自身の強みを、きちんと実際の社会活動の中でも活かせているということです。
持っている強みに対して過度な抑圧は見られませんでした。
屋号での声紋分析
続いて、右側が、屋号を発した時の声紋分析の結果です。
ライム・エメラルド・ターコイズの他に、本名を発した時にはあらわれなかったイエローが強く出ました。
イエローは「自己主張・自分のために」をあらわしています。
『行動基準』は「自分」であることが分かります。
N様は独立開業するにあたって、これから営業もされるそうで、そのような場合はまず「私を知ってほしい=自己主張」という潜在意識が顕在化されることがとても大切です。
N様の屋号に潜在意識にイエローが出ているのは、個人で起業されるときには非常に良い傾向とお伝えしました。
ただ、イエローの部分について、潜在意識に比べると顕在意識においての出方が小さいことから
潜在的にあるイエロー=自己主張をもっと出せる可能性があるということを示しています。
(私はこれを伸び代と言っています)
屋号を伝えて営業する場面では、意識してご自分を出していかれると成果につながりやすいでしょう、とお伝えました。