皆さん、からだに不調があらわれたときは、まず、どうしますか?
かゆいときは、かゆみ止め?
痛みがあるときは、鎮痛薬?
咳が出る時は、咳止めシロップ?
つらい症状をとりあえず、抑える=ふたをする=感じないようにする
には、上記の方法も間違ってはいません。
しかし、あくまでも、とりあえず・・・
一番大切なことは
「どうして、こんな症状が出たの?」
と、からだに聴いてみることなんです。
「からだに聴くって何? そんなこと、難しいよ」 というかたは
ここ最近の生活を振り返ってみてください。
食生活、睡眠、運動、精神状態、などなど・・・
「あ!」 と、思い当たることがあると思います。
からだは、日々 私達にメッセージを発信しています。
私達は、そのメッセージを受信できる余裕があるでしょうか?
「からだの声」 を聴く耳を持っていますか?
からだと対話してますか?
「痛いよ?!」 「疲れたよ?!」「もう、限界?!」
という からだの声を無視してはいませんか?
目の前の問題が 山積していたりすると、ついつい「声」を無視して
その場しのぎの投薬で抑えて、頑張ってしまうことがあります。
「私」 を動かしてくれている 「私のからだ」
見たいものを見て、食べたいものが食べられる、音が聴けて、声も出る。
スムースに動く手足、行きたい場所に思ったとおりに行ける。
こういうこと、当たり前でしょうか?
何だか調子が悪いな・・・ と感じたら
「どこの病院に行こうか?」「何の薬を飲もうか?」
と、意識を外側に向けて考えがちですが、
いったん、立ち止まって内側を意識してみてください。
「どうしたの?」
って、からだに問いかけてみてください。
あなたなりに、思い当たることが出てくるでしょう。
それこそが、「からだの声を聴く」 はじまりです。
「からだの声」をキャッチできると、自然とからだをいたわるようになりますよ。
自然と、からだに優しくなれます。
からだは「相棒」ですから。