病気が教えてくれる病気の治し方
こちらの P278「がん」の項目は、
がんという病を理解し、どう受けとめたらいいのだろうか?
と考えておられる方には 最も重要なことがわかりやすく書かれています。
ひとりの人間の体を、国家に例えて
体の器官、細胞を、市民に例えて
彼らそれぞれが独自の目的をもって、自己実現しようとする
それが、たとえ反抗分子であっても・・・
と、いう見方をされています。
私は、ソマティックヒーリング(体細胞療法)の際
「体細胞療法は、体の状態をメッセージであると仮説して
体の要求することを受けとめる対話型の技法です。
人間の体は 60兆個の細胞で構成されているといわれます。
私は実体験から、体内に60兆人の子どもがいて、それぞれが意思を持って生きている
という認識で、このセッションを行っています。」
と、最初に説明しているので
国家=市民~反社会的行動
体=細胞~がん化
という見方に共感と感動を覚えます。
「愛は体におりて、がんとして実現しようとすることがある」
「がんは、真実の愛だけを尊重する。
真実の愛の象徴は心臓だ。
心臓は、がんにおかされない唯一の器官である」
「病気が教えてくれる病気の治し方」は
訳も素晴らしく、心の奥深くに響く愛に満ちた書で
治す方法にフォーカスしている方にとっては
「がん」という病への認識が変わるのではないでしょうか。
治療法に行き詰っている・・・と思う方にも ぜひ、読んでいただきたい書籍です。