長年、外科医としてメスをふるい、最新の治療法、手術法に取り組み、多くの成功例をあげていた著書の土橋医師は、患者が増え続ける現代医療の実態に疑問を感じ、
「人間は なぜ、病気になるのか?」
というテーマを抱えて再出発されました。
そして、「医学的には理解し難い治癒が起きた症例では、一般的ではない心理が働いていた」 と言います。
その心理が働く3つのパターンとして
1.患者さんがガンという現実から離れる
2.ガンという現実を忘れてしまう
3.自分の人生観をしっかり持つ
ことだそうです。
とても、頷けます。
また、心という側面からガンを調べた結果の
「ガンの発生する部位と、患者の性格、生活パターン」
は医師ならではの分析で、非常に参考になります。
例えば、右乳がん患者と左乳がん患者ではあきらかな違いがあることなど
患者さんが、自己を振り返るときの大きな指針になると思います。
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私はガンを治すハウツウはないと思いますが、あえて言うならそれは
「客観的に自分の生活史を振り返り、
その中に不自然と思われる部分があったら直すこと」
「いままで満たされずにいたことが満たされるようにすること」
ではないでしょうか?
私は「心がつくるガンは、心で治せる」と確信しています。
まえがきより