体に がん細胞があるとわかったときに
身体の不調を除くと 精神的に辛いのは
「あなたは○○を食べているから がんになったのだ」
(○○を食べているからいけないのよ)
「あなたは○○をやめないから がんになったのだ」
(いつまでも○○をやめないからいけないのよ)
「あなたは○○をやっているのに がんになったの?」
(身体に良い○○をやっているのに、どうして?)
など 病になった原因を分析されたり 責められることではないでしょうか。
分析する側の心理には
「自分は正しい」
「あなたは間違っている」
「私のようにしないから、あなたはがんになったのだ」
が隠されていて
一見 親切なアドバイスのように聞こえるその言葉の響きに
病のときはとても傷つくことがあります。
たとえ 正しいことを言っても
そこに「愛」がなく、持論を展開するタイミングを間違えると
すでに 診断結果によって 困惑し傷ついている人に対して正しい刀を振りかざし 傷口に塩を塗ることになります。
正論ほど 人は追い詰められるので。
そんな言葉や態度で傷ついたりしたら
「分析されているようで 辛くなってしまいます」
「そう言われると ジャッジされているような気がする」
「私も、そう思っているので もう言わないでください」
など 感情をそのまま伝えてみると
意外なほど すんなり相手に受け入れられます。
大切なエネルギーを「治癒」にまわすように 最優先してください。
感情に振り回されたり、
周囲との摩擦に時間を取られるのは、もったいないことです。