38歳のドイツ人女性が、乳ガンを患い、その転移したあご、肋骨、肺のガンから
回復するまでの闘病記です。
ドイツでは、1995年に出版されて以来、ロングセラーとなっている本です。
私はこの本を読んだとき、
「私が一番言いたいことを、この本が語ってくれている!」
と、驚きと嬉しさが こみ上げてきたのを覚えています。
著者・エリザベート・リュックハイデさんは、ガンからの生還を
単なる 「からだの機能回復」 以上のものとして捉え
積極的に 「自分の人生」 を模索していきます。
私は、それこそが 「真の治癒」 につながるのだと思います。
私自身も、ガンが治っても 「これで良し!」 とは思えず
「これからがスタートだ」 と感じ
「「これからのほうが (私がガンになった意味を探っていくこと) 大変なのでは・・?」
という予感がしたことを、今でも鮮明に思い出します。
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ガンになったことで、私の習慣、社会的生活、内面の世界は変化していきました。
新しい自分と出会い、新しい人生を歩みはじめることで、私は生まれ変わったのです。
本当に自分自身が生きたいのかを、見極める必要がありました。
どうしても生きてゆきたい、と思いました。
これまでに私は二度ガンになり、二度目のときにようやくこの病気を
「気づきの契機」として、新しい出発のチャンスとして受け入れるようになりました。
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私は西洋医学の助けを借り、食事の内容を変え、
代替療法から 心を安らぎで満たすための方法を学ぶことで
ガンを治しました。
身体、精神、魂の間に調和が戻れば、病気を治すことができるのです。
ですから、この本でお伝えしたいことは
「決してあきらめないでください」 ということです。
苦しい時、病気の時にこそ
私たちは一番成長できるのです。
本文より