がんだけでなく、元の姿から外れた状態を考える時、
物理的側面と精神的側面、双方からのアプローチが必要ですが
この記事は 「心」についてのみ、の内容です。
どうしたら がん細胞が育つのか?
=なぜ、自分の体内で がん細胞を育ててしまったのか?
そこを メンタル面から 追究していくことで
がんという病とつきあっていける大きなポイントが見えてきます。
何より
自分自身、生き方そのものを見直すチャンスになります。
がんになりやすい人の「心の傾向」は、あるのでしょうか?
これは かなり研究が進んでいるようですね。
私も 実体験とカウンセリングを重ねた経験によって
「一定のタイプ があるのではないか・・・」と考えています。
たとえば・・・
・なんでも、引き受けてしまう (NOといえない)
・あまり、怒らない (怒っていても、表面に出さない)
・あまり、泣かない (泣きたい場面でも 我慢する)
・あまり、文句や悪口などを言わない(思っていても)
・わりと、役に立つ
・わりと、気が利く
・わりと、理性的
・かなり、我慢強い (肉体的にも、精神的にも)
・責任感が強い (何でも自力で頑張る、頼み下手)
・一度決めたことはやり遂げるほう
・一見、良い人風
・一応、常識的な感覚を持っている
・自己犠牲的なところがある
・他人から信頼されやすい
・真面目な性格、前向き、頑張り屋
・人間関係で調整役になることが多い
・なるべくなら、事を荒立てたくない
・自分が折れることで丸く収まるなら、それも良し
・問題が起きると 「自分にできることがあったのでは?」と考える
・「申し訳ない」という気持ちになりやすい
まだまだ出てきそうですが、このへんで・・・
誤解しないでいただきたいのは
あてはまるからといって、すぐに がんに直結するわけではありません。
腫瘍ではなく、他のさまざまな形(精神疾患、人間関係 etc.)であらわれることもあるようです。
こんな傾向があるようだ・・・という参考として読んでください。
しかしながら、がんになる前、なった頃の私は、いくつも当てはまります(>_<)
だから、自分を振り返ってみると、どんどん出てくるのです。
いまは、これらのことを意識的に手放したので以前より軽くなりましたが。
大事なことは
これらの傾向を持っていることが悪いのではなく
自己肯定感が欠如している状態で
上記のようなことを頑張るため、自分を苦しめるのです。
もし、自覚しているならば、
「なぜ、自分はそうしてしまうのか?」
(⇒その思いは いつ、どこで身につけたものか?)
「どうしたら、これらのパターンから解放されるか?」
(⇒原因となる場面に戻って、そのときの自分の感情を深く見ていく)
などに取り組んでみます。
自分自身の「心のパターン」に気づくのは 簡単なことではありません。
気づいたというだけでも かなり進んだ状態。
自分に対して
気づき~ 理解~ 認める~ 許し~ 愛する
というプロセスを経て、心は解放されていきます
病に対して どんな治療法を選択されるかは
個人の判断で自由です。
でも 結局は 本人の意識の問題で
「物心両面での自分自身の見直し」
あってこそ 治癒への道。
そして、この治癒のプロセスで得られる感覚と結果が
「真の癒し」
自分で切り拓く治癒への道のりは 本当に美しいものです
「どうやって、がんを治すか?」 ・・・の対策も大事ですが
「どうして、私はがんになったのか?」・・・という原因追究は必須です。
上記の「心の傾向」を チェック項目として
参考に使ってくださいませ(^-^)/
数値としての結果には出ない
心の部分での治癒システムのポイント が見えてくるでしょう。