がんと向き合う方へのカウンセリングで
まず お聞きする項目のひとつにあるのが
生まれ育った家庭環境
長男、長女に多くみられるというデータがあります。
そうでない場合は 何らかの事情で
長男、長女の役目を果たしてこられた方で
兄弟姉妹の面倒を見て
両親の面倒を見て
祖父母にとっては 期待の孫で
ご先祖様の墓守りまでも責任持って 執り行うような
責任感の強い方が多くみられます。
そのように、育てられたとも言えます。
責任感
…これが 曲者です。
必要以上に責任を背負いこむ傾向があります。
家庭でも
仕事でも
あらゆる場面で。
「私が この家を
私が この職場を
うまく回していかなくっちゃ」
そして、うまくいかないと すぐに
「私の力が 足りなかったから?
私が いけないの?」
と、自責の念に駆られる。
これは、反省 ではなく 攻撃とも言える。
そうして 自己不足感に苛まれ
無力な (と思い込んでいる)自分を責める。
まさに 私が そうだったように。(´д`lll)
責任感と不足感は コインの裏表になりがちです。
私は がんの自然治癒、子宮筋腫自然退縮の体験と
その後の学びを通して
細胞は 本人の在り様そのもの
という結論を導き出しています。
本人が 不足感、無力感に襲われ
自分を責めていたら
身体細胞も 同じように
自分自身を不足に感じ 無力になって
自分を攻撃します。
こうなったら
もう 自分を守るはずの免疫力も下がるし
治癒力も発動せず
(あまり言いたくはないけど)
少しくらいの自然療法では 追いつきません。
あぁ、私は 一生懸命 がんばって
まわりの面倒を見ようと 生きてきたけど
肝心な 自分の面倒を見ていなかったんだ。。。
と、気づいた瞬間
癒しは あなたのなかから起こります。
それはもう信じられないくらいの強さで
劇的に 起こります。
特別な場所
特別な治療
何を選ぶかは自由だけど
その前に 自分にできる大切なことがあります。
いろいろやっているけど 結果が出ない
症状が 思わしくない
モルヒネでも痛みがとまらない
・・・そんなとき 本当に焦りを感じますよね。
「こんなにやっているのに 何が足りないの?」
って 思われるでしょう。
ちょっと立ち止まって 視点を変えてみてください。
もう十分 がんばってやってきたでしょう?
ここまで がんばってきたんだもの。
よく がんばったよね。
何が 足りないんだろう?
もし 唯一 足りないものがあるとしたら
それは
ご自分への愛 なのではありませんか?
あなたのからだは あなた自身ですから。。